ダンスのガクチカはどう深掘られる? 先輩ダンサー面接体験記 -解説編-
3月を迎えて就活が本格化!そんな方も多いのではないでしょうか!
就活本番というとやはり選考を意識される方が多いと思います!
先輩ダンサーの経験を元に、面接官からダンスの経験をどう深掘りされるのかというテーマでインタビュー記事を公開させていただきます!
まず初めにこちらの記事では面接官の質問パターンを簡単に紹介させていただきます!
実際の先輩の経験を読む上で大事になる考えもございますのでぜひチェックしてみてください!
面接官は何をチェックしている?
面接において、面接官は何をチェックしているのでしょうか。
一番シンプルにお伝えすると その就活生はどんな人なのか ということです!
それを知るために面接官は、 その就活生が過去にどんな経験をしてきたのか を聞きます。
面接ではガクチカや自己PR、就活の軸、志望動機など様々なことが聞かれますが、全て最終的には過去の経験を聞くための切り口として考えていただいてOKです!
また、それだけではその就活生について十分に知ることができないため、 その経験を通してどのような感情や価値観、思考に繋がったのか ということを中心に質問や深掘りが行われます。
ですので、ガクチカに対する質問や深掘りは基本的にこの2つ要素に沿って投げかけられるとイメージしておいてください!
ガクチカをベースに深掘り質問の一例を紹介!
では、実際にどのようなパターンがあるのか、ガクチカをベースにいくつかご紹介いたします!
▼ 経験を問う質問
こちらに関しては 過去の経験を聞くための切り口 として聞かれるケースが多いです!
言ってしまえば『学生時代に頑張ったことを教えてください』という質問もこちらに含まれます!
ガクチカの中でさらに経験を問う質問ですと、このようなパターンがあります!
ex)挫折した経験 / 困難だったこと
▼ 動機を問う質問
その就活生の行動原理を知るために聞かれるケースが多いです!
なんのために行動する人なのかなどといったことから、さらに深ぼっていくことで価値観なども知ることを目的としています!
一例ですが、このような質問のパターンがこれに該当します!
ex)取り組み始めたきっかけ / 役職就任の理由や経緯 / その目標を立てた理由 / なぜ挑戦しようと思ったのか
▼ 思考力や論理性を測る質問
思考力や論理性について詳しく解説をするとなると説明がとても長くなってしまいますので今回は割愛しますが...
評価を得るにあたっては、 目標達成に対してどれだけ実現可能性が高い筋道を描くことができるのか ということがとても大事になります!
そのためこの要素を測るためには、現状や目標、課題や施策に関する質問が多くなります!
ex)何を課題として捉えたか / なぜその施策を選んだのか / なぜそのような結果に繋がったのか
▼ 説明を目的とした質問
こちらはシンプルに、より具体的な説明を求める際に行われる質問です!
なので、単純に経験をより詳しく知るためであったり、他の質問パターンの更なる深掘りのために行われます!
ex)目標の具体化 / 手段や施策についての具体化 / 結果の具体化
▼ パーソナリティを問う質問
こちらについて直接的に聞かれるケースは少ないです!
というのも、本来面接官は過去の経験について聞くことを通してその就活生がどんな人なのかを把握するからです!
なので聞かれることは少ないですが、聞かれた際に過去の経験を通して伝えていることとズレが起きないように、自己分析を整理しておくことが大事です!
ex)自己分析(メタ認知)について / 他己分析(周囲からの評価や言葉)について
▼ 学んだことを問う質問
こちらもそのままシンプルな内容ですが、ガクチカの経験を通してどのようなことを学んだのかを問う質問です!
この質問から知ることができる要素としては、経験を俯瞰する力や学習能力、思考力、価値観あるいは向上心などがございます!
ガクチカは基本的に『過去のそのタイミングにおいての思考』を聞きますが、学んだことについては『その後や現在の思考』を聞く質問です。面接を重ねる中でも気づきがあればどんどんアップデートしていきましょう!
ex)その経験を通して学んだこと / 経験を振り返って改めて取り組むならどうするか
先輩ダンサーに面接経験についてインタビューしました!
最後に...
これらの質問/深掘りパターンを踏まえて、実際に面接官からどのようにガクチカを深掘りされたのか、ダンサーの先輩たちの経験をインタビューとしてまとめました!
今後も追加掲載していきますので是非チェックしてみてください!
安江 祐季奈 さん - 早稲田大学 SesSion【Lock/公演制作、広報】
早稲田大学のSesSionにて公演制作係と広報係を務めた。その経験より「誰かの態度変容を起こしたい」という思いを抱き、広告業界を中心に就職活動を行った。紆余曲折ありながらも自分自身が納得するまで粘り強く就活と向き合い、最終的に4年生の8月に総合広告代理店から内定を獲得。
青木 麗那 さん - 上智大学 G-Splash【Girls/ジャンルリーダー、振付師、公演制作】
上智大学のG-Splashにて、Girlsのジャンルリーダーや振付師、公演制作係を務めた。約10年のダンス経験から「人の心を動かしたい」という思いが強くあったため、就活では主に広告業界やエンタメ業界を中心にエントリーを行い、最終的には総合広告会社より内定を獲得した。
佐藤 優衣 さん - 東洋大学 Snow Dancer【New School Hip Hop/ジャンルリーダー】
東洋大学のSnow Dancerにて、New School Hip Hopのジャンルリーダーを務め、MissCollegeDancer2021ではファイナリストとして活動。就活ではジャンルリーダーの経験とMissCollegeDancerの経験を話し、内定を獲得。
金子 文哉 さん - 早稲田大学 SesSion【Pop/コマ責】
早稲田大学のSesSion所属し、Popのコマ責を務めた。就活では、金融の力で幸せな人を増やしたいとの思いから銀行・保険業界を志望し、4年生の6月に第一志望の生命保険会社から内定を獲得。
鈴木 智也 さん - 上智大学 G-Splash【Break/部長、ジャンルリーダー、振付師】
上智大学のG-Splashに所属し、代表やジャンルリーダー、振付師として活動。就活では人への影響力が大きく成長産業であるという理由から、インターネット広告を中心に選考を受け、広告業界の企業より内定を獲得した。