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【19卒ダンキャリ利用者インタビュー第2弾】〜化粧品メーカーはただの憧れでしかなかった〜 「好きを仕事にすることは違う」に気づけた本質的な就活の思考法。


今回は、慶應義塾大学理工学部/dance crew esでGirlsのジャンルリーダーを務めていた小林紗恵(こばやしさえ)さん(社会人1年目)をインタビューさせていただきました。中学生の頃から化粧品大手メーカーに憧れていた彼女が、現在レバレジーズグループ(以下「レバレジーズ」)で働くことに決めたその思考法とは?

化粧品業界への憧れと現実

就活はいつ頃から始めましたか?
3年生の4.5月です。サークルの先輩に人材系の会社で働いている人がいたので、面談してもらったのが始まりで、就活イベントに参加したのが5月でした。

当時はどんなことを考えていましたか?
ずっと化粧品業界を見ていました。また、その時期は大学院進学も考えていたので、院へ進んで研究職につくか、就職して営業などの総合職につくかを考えていました。

なぜ化粧品業界を志望していたのですか?
そもそも慶應の理工学部の応用化学科に進んだのが、化粧品の研究員になりたかったからだったんです。私は中学の時から肌が弱かったのですが、化粧品に助けられたことで興味を持ちました。肌に合わせて色んな種類の化粧品があって、それに含まれる成分が全部違うことに気づいて面白そうだなと思ったんです。自分もそのような仕事に携わって多くの人に合う化粧品を作りたいなと、キラキラ考えていました。(笑)
でも、「好き」と「それを仕事にすること」は違いますよね。

当時の志望は、実際に就職したレバレジーズとはかなり違いますが、志望が変わったきっかけは何ですか?
ダンキャリとの面談を通して、自分と同じ熱量でコミットする仲間と働くことが私にとって一番重要な軸だと気づいたことです。3年生の夏に研究所見学に行って、実際に研究所での働き方を見たときに、研究職が私の働くイメージと全然違うと感じました。私はお客様との距離が近くて、すぐ直接フィードバックをもらえるような仕事をしたいと思っていたのですが、お客様と直接お話する機会が少ない研究職は私の軸と全く違うもので、衝撃を受けました。私の働くイメージには合わないなと思い、研究職を目指すことをやめました。

ダンキャリとの出会い

最初にダンキャリの面談を利用したきっかけは何でしたか?当時の印象も教えて下さい!
きっかけは、東京六大学ストリートダンス連盟がサークル別に作っていた「就活対策LINEグループ」(全国の大学ダンスサークルで代表が作成許可を出したサークル限定で作っているシークレットグループ)で流れてきた「ダンサーのために就活相談乗ります」というLINEでした。そのLINEを送って面談してくれる人が慶應のダンスサークル出身の人で、ESの内容や考えに対して同じ価値観の人にフィードバックを頂けるのではないかと思い、親近感を感じて相談しやすいと思ったところもありました。

ダンキャリ面談を利用してみて、どうでしたか?
自分の本質をズバッと言い当てられたって感じです(笑)三田祭(11月行われる慶應の学祭)の練習中に面談してもらったのですが、面談ではダンス中に大事にしていたことや、バイトのエピソードなどを聞かれました。それまではわたしの中で就活の軸が複数あって、どれを優先していいかわからなかったのですが、私の話に対して本質的な指摘をしていただいたので、軸を明確にすることができまし

小林さん的に、ダンキャリを利用してよかったと思ったポイントはどこですか?
メンターの方からのLINEの返信が早くて、ES添削や質問内容に対してすぐに答えてくれたことが良かったです!他の人材会社も利用したのですが、ダンキャリのメンターの方の返信が一番早く、効率よく進められました。また、ダンスの作品作りについてをESに書いたのですが、ダンスだけでなくリーダー経験など、そのエピソードを 汲み取ってくれる専門性もあって良かった です。例えば、わたしが一人でESを書いても言語化できてない部分や抜けてる部分があったのですが、 ダンキャリのメンターの方は「ダンスもやったことがあるし、社会で働いたことがある」人だった ので、ダンスの話をダンスを知らない社会人に伝わる言語に変換してくれたこともあって助かりました。

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レバレジーズに決めた理由

レバレジーズに決めた理由は何ですか?
大きな決め手は「人」です。ウィンターインターンで受ける学生の雰囲気に触れ、選考を通して社員さんと色々お話しできるので、それで見極めて決めました。その他企業を見る時に意識していた軸は、

  1. 若手の裁量権があるか
  2. 難しい仕事ができるか
  3. 成長速度が速いか

です。現在入社して半年が経ちましたが、他社の1年目よりも自分で考えて進められる 業務が多く、学べる機会が多いので、成長スピードも早い のではないかと思います。

若手の裁量権の有無は、見極めが難しそうですが、どのように見極めたのですか?
インターンに参加した時に、若くしてリーダーをしている社員さんと会って、新卒で入社してからリーダーになるまでどのようなキャリアを歩んできたのかを伺いました。もちろん結果を出してる方でしたけど、そういう人がメンターとして10人ほどいらっしゃったんですよね。早期に活躍されている方が一人ではなく、多くいらっしゃったので、これは本当に自分次第で、キャリアを築いていけるなと思いました。私もこんな人たちの周りで一緒に働いて、早くリーダーになりたいと思ったので、レバレジーズに決めました。

インターンの参加中に社員さんを見たり、実際に社員さんに話を聞いたりして見極めていったのですね。

実際に働く中で感じること

実際に大手に勤めた同期とのギャップはある?
ギャップしかないです!(笑)私はある程度仕事を覚えてきてもう独り立ちしてますが、今まだ(1年目11月時点で)研修期間中という会社も多いですよね。正社員で大手に入った大学の同期が「今の仕事がバイトと変わらない」と言っていて、個人的には、勿体無いと思ってます。「働く前にまずは現場を知ってから」という方針の企業は多いと思いますが、私は早く実践経験を多く積んだ方が成長できると思いました。

実際に働いてみて、どうですか?
就職活動時に軸にしたことについて言えば、裁量権と成長スピードはあると既に感じてます。難しい仕事かはまだわからないですが(笑)

裁量権はどういうところで感じますか?
例えば、上長に「こういうことやりたい!」「もっと仕事が欲しい!」と、伝えると上長は必ず話を聞いてくれて、しっかり成果を出せばほとんどのことを任せてくれるんです。やりたいと思ったことをすぐに上長に言える環境があるのと、それをちゃんと話し合って任せてくれるっていうところはいいなと思います。

小林さんの思う難しい仕事って?
例えばサービス名がある程度知られてると、ブランドの力があるので仕事の難易度は下がるのではないかなと思っています。一方、無名でブランド力のないサービスを扱う場合、「自分の人間力」で、その商品をいかに売れるようにするかが試されますよね。そういう仕事は難しいのではないでしょうか。

大手をやめた理由の1つでもありましたね。
レバレジーズも知名度が上がってきているのでサービス名もある程度知られてきているのですが、競合になる企業がスピードが速く強いところが多いので、やっぱり人間力が必要だなと思います。私はレバレジーズの関連会社であるレバテック株式会社でエンジニアさんのキャリア支援をしているのですが、面談のときに「小林さんの面談時の対応が良かったので、レバテックにお願いしようと思いました」と言われることがあります。そういうときに、「自分がやれることって無限にあるんだな」と思うので、仕事が難しいかどうかは自分の気持ちの持ちようによると思っています。

成長速度ってところは?
最近は先輩と全く同じ目標数字を持って働いてるのですが、すでに先輩と肩を並べるくらいの実績を出せるようになったということは、成長速度は早いんじゃないかなと思っています。

就活におけるダンキャリの役割

就活を振り返ってみて、レバレジーズに入社して良かったと思いますか?
それはすごく思います。仕事って、 結局何をやるかではなく、誰と働くか だと思っていて、私はチームに恵まれたこともあり、やりたいようにやらせてもらってるから、楽しく働いています。本当にレバレジーズに入って良かったなぁと思っています。

小林さんがレバレジーズに決めるまでの中で、ダンキャリってどんな役割でした?
自己分析で、自分がどんな人間でどういうときにモチベーションが上がるとかをこんなに言語化してくれたのは、ダンキャリが初めてだったので、就職活動で企業を絞っていく上で、スタート地点に立たせてくれた存在です。見つけてもらったものは、例えば

  • 自分の意思で、相対的に高い目標を立てられる環境
  • 自分のやりたいと思ったことをやる、やる気スイッチは自分の中にある
  • 周りの人のモチベーションで若干それがブレる

などが挙げられます。 ダンキャリがサポートしてくれた自己分析の紙を写真に撮って、他の情報に左右されないように待ち受け画面にしてました。(笑)

ダンキャリとしてはそれすごく嬉しいです!!
ダンキャリは、考えが浅い部分を固めてくれるサービスです。大手でいいのか、研究職でいいのか、ベンチャーに行っていいのか、とたくさん迷っていた私の背中を押してくれたことが本当にありがたかったです。

ダンサー就活生へ一言

ダンサーの就活生にメッセージお願いします!
大学生の時にダンスにかけた何十時間を、今後は仕事に費やしていくことになるので、大事な選択をする時が来たと思って後悔しないように就職活動をしてください。夢や憧れに固執しすぎず、メンターのアドバイスを素直に受け入れて柔軟に考えたほうがいいと思っています。例えば、自分のやりたいことを仕事にするのが最適か、企業ブランドへの欲求だけで辛い仕事を乗り越えられるのかということをしっかりと考えて欲しいです。そして、 行きたい会社よりも、本当にマッチする会社に行った方がいい と思います。私の学生時代の友人には、ブランドに惹かれて入社したけど、途中で精神的に辛くなって辞めてしまった子もいます。それで人生を左右されるのは悔しいと思うので、本当にちゃんと見極めて入るべきだと思います。大手商社やデベロッパーしか受けないという人がよくいますが、本当にそれが合っているのか、 企業のブランドに対するモチベーションだけでこの先何年も仕事が続けられるか、改めてよく考えて欲しい ですね。

なるほど。このメッセージが刺さった学生は多そうです(笑)

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*インタビュアー
川﨑いつき(かわさきいつき)
慶應義塾大学4年、dance crew es所属。
同サークル内ではHOUSE、GIRLSのコマ責を務め、3年次には副代表として活動。2020年3月のesとしての初公演に向けて舞台監督としても動いている。現在はダンサーズキャリアでサイト制作メンバーとして働いている。

ダンサーズキャリアではダンサーの就活を応援しています