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【ダンス×就活】24卒ダンサーに聞いた!ダンスを就活に活かすには?


はじめに

前回の記事では先輩ダンサーへのアンケート結果を参考に、実際に先輩たちがどのように就活を進めていたのか紹介しましたが、今回は「就活とダンスの関わり」について紹介・解説していきます!

就活中のダンス頻度

皆さんの中の多くの人は、 「就活しながらダンスも続けたい」 と考えていると思います。
そこで、実際に24卒の先輩たちは就活中にどれぐらいダンスをしていたのか見てみましょう!

就活をしながら 週に1回以上 踊っていたという人が半分を超えているようです。

このようにダンスが大好きで就活しながらも時間を作って踊りたいような人たちなら、その中での経験を就活に存分に活かしたいと考えると思います!
では、先輩たちは実際ダンスは就活に活きたと考えているのでしょうか?

ダンスって就活に活かせるの?

このグラフは、「ダンスの経験は就活に活きましたか?」という質問に対する回答です。
これを見るとなんと 9割近く の先輩が活きたと答えています!

ダンスを続けていることは決して就活に対してマイナスではありません。伝え方や結び付け方次第ではとても興味深い 「武器」 になります!そこで、次項では先輩たちが実際どのようにダンスを就活に活かしていたのか、紹介していきます。

パターン別ダンスと就活の結び付け方

今回の記事を作るにあたり、先の質問で「ダンスの経験が就活に活きた」と答えた人に対しては「具体的にどのように活きたか」という質問をしました。その結果、ダンスを就活に活用する形として4つのパターンに分けることができたので、紹介・解説していきます。

パターン1:ダンスの経験がESや面接で使えたパターン

このパターンは文字通りサークルやダンスで得た経験をESや面接において 「ガクチカ」 の一つとして話していたというものです。ダンス経験を話すといっても、ダンスに詳しくない人事や面接官に対してはエピソードや話し方によっては伝わりにくいこともあります。しかし、先輩ダンサーの多くは、 より具体的なエピソードを選ぶ ことで想像をしやすくしたり、 自分の立ち回りが組織にどう影響を与えていたか などを定量的に話したりといった工夫をしていました。

例)

  • サークルでの公演制作の代表を務めた話がガクチカとして活きた。
  • 大人数をまとめつつ一人一人にもアプローチしたリーダー経験、作品を作る企画力などを面接で何度も活用した。

パターン2:大会などでの成績を自分のガクチカの根拠として使ったパターン

パターン1にも関連しますが、「私はダンスを頑張った」という話をするにあたって、 具体的な根拠 として、自分が大会などでの成績にどのようにコミットしたのかという話をした、と回答した先輩も多くいました。ただ漠然と「頑張りました」「努力しました」ではなく、 実際に成し遂げた経験を話すこと も、その話に 説得力 を持たせるためには重要です。

例)

  • 全日本大学ストリートダンス選手権優勝。
  • ミスカレッジダンサーでのコレオグラファー経験、SNS審査での成果。

パターン3:努力すること・堂々とすることのような力が就活に活きたパターン

これは先の2つとは少し異なりますが、ダンスにおいて重要な 「コツコツ努力を続ける力」 や、 「舞台上で堂々とする力」 は、皆さんが思っている以上に就活に通じるところがあります。実際に人事の方の中にも、 「ダンサーは人前での立ち振る舞いが魅力的だ」 と感じている方も多く、評価される点でもあります。ダンスをこれまで真面目に頑張ってきた皆さんであれば、このような力はすでに備わっています。自分の経験に自信を持って堂々と話してみてください!

例)

  • サークルが忙しく、何個かタスクを抱えていると言うことに慣れていたため、何個も同時に面接したりということができた。
  • 自分をアピールするという面でも抵抗はなかった。

パターン4:自己紹介・話のつかみとして役に立ったパターン

パターン1の中でもありましたが、ダンスの話は具体的には伝わらないことも多いです。しかし、それを逆手にとって自分の アイデンティティ とすることで自己紹介や雑談の中で興味を持ってもらうこともできます。実際に先輩の中にも ダンスの話に面接官が食いついてきてくれた といった経験をした人も多くいました。
例)・ダンスを通してひととなりをみてもらえた
  ・インターンに参加した企業にサークル設立の先輩が居り、話が弾んだ

以上の 4パターンでダンスと就活を結びつけている人がほとんどでした。皆さんも自分のダンス経験を振り返り、自分に合った形でダンスを就活に活かしてみてください!

まとめ

今回の記事では24卒の先輩からの実際の声を元に、ダンスと就活の関わりについて紹介してきました。 「ダンスの話は伝わりにくいから使うのやめておこう、、」 となってしまうと、せっかく大好きで頑張ってきた経験が非常にもったいないです。切り取り方や伝え方次第では非常に魅力的な話になり、評価されることも多くあります。また、ダンスを通して知らぬ間に身についていた力が就活において有利に働くこともよくあります。 自分のダンス経験は他の人にはない「武器」だと捉えて 、自信を持って就活に臨んでみてください!

ダンサーズキャリアではダンサーの就活を応援しています